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東北食べ歩きサラリーマンが紹介する『会津地方編』実際に通っておすすめする名物グルメと外せない観光地紹介!

福島県
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こんにちは、co-chanです。
当記事は東北6県を出張で巡っているわたしが、実際に通った経験からおススメの楽しみ方をご紹介しています。
今回は「会津地方編」です。

何となく旅行先を検討していて、歴史自然を満喫する旅行がしたい!と思っている方にとって会津は間違いなく楽しめる本当に良いところなので、行ったことのない方はぜひ一度観光に足を運んでみてください!

それでは紹介して行くっ!

会津地方とは

会津地方をそもそもご存じない方にご紹介して行きます!

場所

会津地方は、福島県の会津若松市を中心とした福島県全土に対して西側の地域のことを指します。
(厳密には更に北と南に分かれていたりします)
豊かな自然インパクトのある歴史が有名な東北随一の地域です。

豪雪地域のため冬場はかなり雪深くなります。
時期によってかなり見せる顔が変わるので、どの時期の会津を楽しむか検討してみるのも良いと思います。

会津地方の歴史

会津地方は、古くから日本の歴史の大きな転換点に関わってきた土地です。特に戦国時代と幕末の出来事が有名で、歴史好きな方にとっては見どころの多い地域です。

戦国時代:蘆名氏から伊達政宗へ

会津地方は、かつて東北地方屈指の大名・蘆名(あしな)氏が治めていました。しかし、16世紀末に伊達政宗が勢力を広げ、会津を手に入れます。しかしその後、豊臣秀吉の政策によって伊達政宗は会津を離れることになり、代わって上杉景勝が会津120万石の大領主としてこの地を支配しました。

上杉景勝は会津の防御を強化し、現在の鶴ヶ城(若松城)の基盤を築きます。現在、鶴ヶ城は観光名所として訪れることができ、戦国時代の遺構を間近で感じることができます。

幕末:会津戦争と白虎隊の悲劇

会津の歴史を語るうえで、外せないのが幕末の戊辰戦争(ぼしんせんそう)です。江戸幕府に忠誠を誓っていた会津藩は、新政府軍との戦いに巻き込まれ、会津戦争へと発展しました。会津藩主・松平容保(まつだいらかたもり)は幕府側につき、最後まで戦いましたが、新政府軍の圧倒的な力に押され、鶴ヶ城に籠城しながら奮闘します。

この戦いで有名なのが、白虎隊(びゃっこたい)です。白虎隊は16〜17歳の若い藩士たちで編成された部隊で、戦いの最中、飯盛山から燃え上がる鶴ヶ城を見て「城が落ちた」と誤認し、自刃しました。このエピソードは、会津の武士道と忠義を象徴するものとして語り継がれています。現在、飯盛山には白虎隊士たちの墓があり、訪れる人々に当時の悲劇を伝えています。

会津藩士の精神と現在の会津

会津の人々は「ならぬことはならぬものです」という言葉に代表されるように、誠実さと誇りを大切にしてきました。その精神は、今でも会津地方の文化や人々の気質に色濃く残っています。歴史を感じる旅をするなら、ぜひ鶴ヶ城、飯盛山、武家屋敷を巡り、会津の歴史の息吹を感じてみてください。

このような歴史的背景や景観の素晴らしさから、近隣の小学生の修学旅行先によく選ばれています。
わたしも小学生のころ宮城から会津若松に修学旅行に行って、歴史に関わる建造物巡りや、自由時間は市内を回って歩いたことを覚えています。

アクセス

会津若松駅までの移動について

公共交通機関利用の場合

新幹線で郡山駅まで移動後、乗換が2択です。
①在来線「JR磐越西線」 ②高速バス のいずれかで移動できます。
(高速バスは郡山駅前のバスターミナルで券を購入して予約なしで乗れます)

観光地が歩いては回れない距離で点在しているので、会津若松駅近辺のレンタカー店舗に予約して観光するのがおススメです。

自家用車で向かう場合

東北道の郡山JCTの分岐を新潟・会津方面に向かい、磐越道を30~40分走って会津若松ICで降ります。
そこから会津若松駅付近まで10分程度です。

冬場は雪道が危ないので運転に慣れていない方は公共交通機関の利用が推奨です。
高速バスについては何度も利用しているのですが、運転手さんがかなりのドライビングテクニックで雪道でもほぼ遅れなく到着できますw

宿泊先の選び方

会津地方の宿泊先ですが、エリアがいくつかありますのでそれぞれご紹介します。

会津若松市内(ビジネスホテル)

わたしはほとんど出張で会津に行くので、会津若松市内のビジネスホテルやビジネス利用できる旅館を活用しています。
ホテルを拠点に会津若松市内を散策するのであれば、駅から少し移動して街の中にあるホテルが良いです。
七日町通りなど会津の風情が感じられる通りを散策できたり、夜は近場のお店に行って地元の食べ物やお酒をいただいて会津を満喫できます。

東山温泉

会津若松市の中心部から車で約10分の距離にある「東山温泉(ひがしやまおんせん)」は、約1300年の歴史を誇る温泉地。かつては会津藩主や多くの文人墨客に愛された湯としても知られ、今も風情ある温泉街として人気を集めています。

温泉の泉質は、美肌効果の高い硫酸塩泉で、肌にやさしく、疲れを癒してくれるのが特徴。川沿いには老舗の旅館や風情ある足湯が点在し、四季折々の美しい景色とともに静かで贅沢な時間を楽しめます。温泉街には、会津の郷土料理を味わえる食事処や、地酒を楽しめる宿も多く、温泉とグルメを満喫できるのも魅力の一つ。

特に紅葉や雪景色の季節には、情緒たっぷりの風景が広がり、日帰り入浴も可能な宿もあるので、気軽に立ち寄る温泉スポットとしてもおすすめです。

猪苗代~裏磐梯

猪苗代(いなわしろ)~裏磐梯(うらばんだい)エリアは、磐梯山の雄大な自然に囲まれた絶景スポットとして知られ、四季折々の美しさを楽しめるエリアです。

歴史を楽しむというよりは自然の中でアクティブに過ごしたい人にぴったりのエリアです。
ホテルやペンションもたくさんあるので、絶景とともに四季折々のアクティビティを満喫してみてください!

大内宿周辺(南会津)

南会津エリアにある「大内宿(おおうちじゅく)」は、江戸時代の宿場町の風景が今も残る貴重な観光スポット。
かつて、会津と日光を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄え、今でも茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ昔ながらの町並みが広がっています。

大内宿周辺は、まるで江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わえる特別な場所。歴史と自然の魅力を存分に楽しめる、南会津ならではの旅を満喫したい方はこちらで宿を検討してみてください。

会津地方の観光スポット

会津地方には、歴史好きなら絶対に訪れたい名所が数多くあります。さらに、美しい自然や温泉、文化を楽しめるスポットも充実しているので、歴史に興味がない人でも楽しめる魅力満載のエリアです。

【歴史を感じる観光スポット】

1. 鶴ヶ城(若松城)

会津のシンボルともいえる城。会津に行くなら必ず押さえておきたいスポットです。
戊辰戦争の際、約1か月間にわたり新政府軍の猛攻を耐え抜いた名城です。現在は復元された天守閣があり、中には歴史資料館が併設されています。桜の名所としても有名で、春には多くの観光客が訪れます。

天守閣は入館料が必要ですが、城の周りは無料で散策ができるので散歩コースとしてかなりおススメです。
わたしもウォーキングで良く歩いていました。

2. 飯盛山(白虎隊自刃の地)

戊辰戦争で白虎隊の若き藩士たちが自刃した場所。
白虎隊士の墓や記念館があり、会津戦争の悲劇を学ぶことができます。山頂からは会津若松市を一望でき、歴史とともに美しい景色も楽しめるスポットです。

3. 会津武家屋敷

江戸時代の会津藩士の生活を体験できる施設。
広大な敷地には、復元された藩士の屋敷や資料館があり、当時の暮らしぶりがリアルに伝わってきます。着物レンタルをして、武家文化を体感するのもおススメです。

4. 日新館(にっしんかん)

会津藩の武士教育を行っていた藩校。
白虎隊の藩士たちもここで学びました。武士道や礼儀作法、弓道などの体験ができるので、歴史を肌で感じることができます。

5. さざえ堂

日本でも珍しい二重らせん構造の木造建築。
1796年に建てられ、内部のスロープを登ると一度も同じ場所を通らずに出口へ出られる仕組みになっています。不思議な建築を体験したい人におすすめのスポットです。


【歴史以外の観光スポット】

6. 大内宿(おおうちじゅく)

江戸時代の宿場町がそのまま残る風情ある町並み。
茅葺き屋根の古民家が並び、まるでタイムスリップしたような気分になれます。名物の「ねぎそば」は、箸の代わりに長ネギ1本を使って食べるユニークなそば。

冬場の大内宿は行くのが大変ですが、壮大な宿場町の景観に圧倒されます!

7. 五色沼(ごしきぬま)

神秘的な湖沼群で、天候や季節によって色が変わることから「五色沼」と呼ばれています。
特に「毘沙門沼」のエメラルドグリーンの湖面は絶景。トレッキングコースも整備されており、自然を満喫できます。

8. 磐梯山(ばんだいさん)

「会津富士」とも呼ばれる美しい山で、登山やドライブに最適。
裏磐梯エリアには温泉やコルフ場、リゾート施設も多く、自然を楽しみたい人にぴったりのスポットです。

9. 東山温泉(ひがしやまおんせん)

会津若松市内からほど近い温泉地。
かつて会津藩士たちも傷を癒したと言われる名湯で、風情ある旅館や露天風呂が楽しめます。歴史散策の後の癒しスポットとしてもおすすめ。

10. 七日町通り散策

会津若松市の中心部にある「七日町通り」は、歴史とレトロな雰囲気が融合した観光スポット。
かつて会津若松の商業の中心地として栄えたこの通りには、大正ロマン漂う建物や老舗店、カフェ、雑貨屋が立ち並び、歩くだけでも楽しいエリアです。

会津地方にいったら絶対食べたいグルメ!

会津地方には、全国的に有名なご当地グルメがたくさんあります。
ここでは会津地方に行ったら絶対に食べてほしい名物を紹介します!

現地で絶対に食べて(飲んで)欲しい絶品グルメ!

1. 喜多方ラーメン(きたかたラーメン)

全国的にも知名度が高く、福島県を代表するご当地ラーメン。
醤油ベースのあっさりスープと、もちもちの太ちぢれ麺が特徴で、朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化もあります。会津地方には100軒以上のラーメン店があり、食べ比べも楽しめます!

会津若松市内でも美味しいお店がたくさんありますが、せっかくなので喜多方市まで足をのばして有名店の一杯を食べていただきたいです!どの店も間違いありません!

喜多方ラーメン館なるものもあるので、お土産のラーメンを買ったりできますよ~

2. 馬刺し

会津地方は、熊本と並ぶ馬刺しの名産地です。
特に会津の馬刺しは赤身が多く、旨味が濃厚なのが特徴で、甘めの醤油とニンニクや生姜を添えて食べるのが一般的です。会津では昔からスタミナ食として親しまれ、お酒との相性も抜群!

お酒が飲める方は、とにかく地元の居酒屋に入って地酒と馬刺しで頼んじゃってください…。
間違いなく至福が待っています。

3. ソースカツ丼

会津のカツ丼といえば、卵でとじない「ソースカツ丼」!
サクサクに揚げたトンカツに、甘辛い特製ソースをたっぷり絡めて、ご飯に豪快にのせた一品です。ボリューム満点で、ガッツリ食べたい人におすすめ。

このロースかつ丼も最高でした…。思い出すだけでよだれが…。(ジュル)

4. 日本酒(会津の地酒)

酒どころ会津」として知られるほど、会津地方は日本酒の名産地。
米どころならではの美味しいお酒が揃い、すっきりした飲み口から濃厚な旨味のものまで種類も豊富です。酒蔵見学や試飲ができる場所も多いので、お土産にもおすすめ!

全国でもトップクラスに有名な銘酒「飛露喜」「写楽」をはじめ、激ウマな日本酒たちがあなたを待っていますよ~。

お土産におススメ!会津を感じられるグルメ

5. わっぱ飯

「わっぱ」と呼ばれる木の器にご飯を詰め、その上に鮭やイクラ、山菜などをのせて蒸した郷土料理。素朴ながらも味わい深く、会津の自然の恵みを感じられます。お酒とも相性が良く、落ち着いた雰囲気の店で味わうのがおすすめ。

6. にしんの山椒漬け

江戸時代から続く会津の伝統的な保存食。ニシンを山椒と醤油ダレに漬け込み、独特の風味とピリッとした山椒の香りが特徴。ご飯にもお酒にも合う、会津ならではの味わい深い一品です。

7. こづゆ

会津のお祝いの席で欠かせない伝統的な郷土料理。ホタテの貝柱の出汁を使った優しい味わいの汁物で、里芋、人参、椎茸、豆麩など具だくさん。会津の歴史や文化を感じられる一品です。

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いかがでしたでしょうか?会津の魅力は当記事だけでは本当に伝えきれないほど多くて、ご覧いただいた皆さま一人一人をわたしが観光案内して説明したいくらいです 笑

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ぜひ会津に一度足を運んでいただいて、歴史と自然を感じてください!そしておいしいご飯とお酒で満喫してくださいね♪

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