こんにちは、co-chanと申します。
当記事はiPhoneを購入予定の方で、購入時に加入を確認される「AppleCare+」の申込を迷っている方、もしくはAppleCare+の月額が高くてやめたいけど万が一が起きたら不安…という方向けの記事です。
実際にわたしも子供の高校進学を機に持たせるためのiPhoneを新規で購入したのですが、iPhone13のAppleCare+が月額1,120円(楽天モバイル)という事で申込をかなり迷いました。
そもそもiPhone本体が高いのよ…。困った…。
結果、散々迷っていろいろと調べた結果、お手頃なスマホ用の保険「モバイル保険」に加入することにしました。
検討の経緯と、モバイル保険に決めた理由をまとめてみましたので、同じお悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
AppleCare+とは?
AppleCare+はiPhoneやiPadを購入する際に一緒に加入できる、Apple社が提供するApple製品専用の保証サービスのことです。
元々Apple製品には1年間のハードウェア限定保障が付いていますが、このAppleCare+に加入することで期間を延長しサポート内容を拡充することができます。
ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアでiPhoneを購入した場合もキャリアのサービスとして申し込むことができます。
月額料金
どこで(キャリア・Appleストア等)購入したかによって、加入できるAppleCare+のサービス名と金額が若干変わりますが、基本的に内容は同じものです。
盗難・紛失までのサービス込みのプランの金額を参考までに記載します。
iPhone14Proを購入した場合の参考金額(故障・紛失サポート込)
購入元 | 月額(税込) |
Appleストア | 1,600円 |
楽天モバイル | 1,460円 |
NTTドコモ | 1,600円 |
au | 1,663円※1 |
ソフトバンク | 1,600円 |
※1 iCloudストレージ 50GB付
キャリアによって別のサービスが付いているものもありますが、だいたい1,600円前後くらいかかります。
最新機種や上位機種になるほど月額が高くなります。
キャリアの月額利用料にこの保証料金が乗っかってくるので、分割払いでiPhoneを購入した場合は毎月なかなかの固定費になってしまいますよね。
AppleCare+の保障内容
AppleCareに加入すると以下の保証を受けることができます。
・Apple 専任スペシャリストがワンストップサポート
・修理の自己負担額が格安に
画面または背面ガラスの修理:3,700円
画面または背面ガラスの修理以外:12,900円
・盗難・紛失の際、格安で交換 12,900円
・自然故障は無償で修理・交換
万が一が起きたときに速やかに対応してもらうことができる充実した内容にはなっています。
AppleCare+のデメリット
素晴らしい補償内容ではありますが、デメリットも
・月額利用料が高め
一番の足踏みポイント「ちょっと高くない?」です。
しかも最新機種や上位機種の方が金額が高くなり、本体金額とあわせたらiPhone分だけで月額いくら支払ってる?状態に。
ここにキャリアの利用料が乗っかってくるのでほんとうに馬鹿にならない金額になります。
・1台のみ対象
AppleCareの保証対象は購入時に申込した1台のみ対象となります。
家族でiPhoneを使用している場合それぞれ加入することになり、複数台使っている家庭はAppleCare料金だけでもかなりの金額に。。
安心をお金で買っていると思えばよいですが、財布に余裕のない家庭は困りますよね。
・修理の負担金は少額でも発生する
実際に、修理や交換をした場合、少額ですが費用負担があります。
全額支払うよりは全然良いですが、完全無償ではないのでこの点も注意が必要です。
・キャリアで契約したAppleCare+は別キャリアへ引き継げない
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル等のキャリアでiPhone購入と一緒に契約したAppleCare+について、途中で「もっと月額料金が安いキャリアに変更したい!」となった場合、残念ながらAppleCare+は解約になってしまいます…。契約時ここまで気にしてる方少ないような…。
ちなみにドコモやauなどのキャリアで購入した後も30日以内ならAppleストアでAppleCare+に加入でき、そちらであれば継続することができますが、店頭対応しているユーザー層だとなかなかそこまで意識して使っていないかなぁと思います。
スマホの保険に入る必要性
実際にスマホ向けの保険に加入する必要性はどれくらいあるのでしょうか?
iPhoneは高い!修理代も高い!
なんといってもiPhoneの元の価格が高い…。
故障したらふところにも精神的にもダメージが来ます。
万が一のときに修理費が保証されるのであればぜひとも加入しておきたいと思うのが普通の心情ではないでしょうか?
とはいえ、何度も言うようにAppleCare+の金額を払い続けることと故障の頻度が見合わないのであれば損した気持ちになってしまうというのもまた事実です。
という状況からわたしは、精神的にも金額的にも負担が少なくなるようなはAppleCare以外のスマホ用保険を探すことにしました。
iPhoneは3年設計
AppleからはiPhoneの使用想定期間を「3年」と発表されています。
実際のところはそれ以降も使用している方が多くいると思いますが、3年間丸々無傷・無故障で使用できる自信があれば保険加入は不要かと思います。
ただ、日々の生活スタイルで衝撃が大きくなることが想定されたり、持ち運びの頻度が多い場合は保険に入っておいた方が安心ですよね。
また、利用期間が3年を超えると故障率が高くなってくる傾向があるというデータもあり、使い続ける場合は保険の後ろ盾があるとより一層安心感が増します。
物理的な衝撃はケースなどで対応
屋外への持ち出しが多かったり、落下の可能性が高い場合はケースやガラスフィルムを強耐衝撃性のしっかりとしたものにすることで、物理的に保護することもできます。
予防策として故障の原因を少しでも減らし、保険を使わなければいけない確率を下げることも検討しましょう。
おススメのスマホ用保険「モバイル保険」はここがちょうどいい
ケチケチなわたしが最終的に申込した「モバイル保険」
どういった点で選択したのか解説いたします。
AppleCareと補償内容の比較
モバイル保険 | AppleCare+ 盗難・紛失プラン | |
月額 | 700円 | 1,600円 |
修理時の 自己負担金 | 0円 | 画面修理:3,700円 その他修理:12,900円 |
補償対象台数 | 3台 | 1台 |
故障・破損・水没 | 〇 | 〇 |
盗難 | 〇 | 〇 |
紛失 | × | 〇 |
バッテリー交換 | × | △ (バッテリー容量基準が80%以下) |
年間利用回数 | 何回でも | 何回でも |
修理店舗 | メーカー 正規サービスプロバイダ 街の修理店 | メーカー 正規サービスプロバイダ |
月額料金が700円
月額利用料が700円とiPhone14ProのAppleCare+から約900円/月くらい安いです。
年間で約10,800円の差が出ます。
修理時の自己負担額が0円
年間10万円以内まで修理にかかった自己負担額が全額保証されます
AppleCare+の場合、修理の際自己負担額が最低でも3,700円必要になります。
例えばこんなケースはモバイル保険の方がお得!
機種 :iPhone14 Pro
利用期間:24ヶ月
修理 :画面ヒビ割れ修理1回、本体交換1回
の場合
・AppleCare+
1,600円×24ヶ月+3,700円+12,900円=55,000円
・モバイル保険
700円×24ヶ月=16,800円
結果、モバイル保険が38,200円もお得!
複数台カバーできる
モバイル保険は複数台の端末を登録できます。
1台を主端末、そのほか2台を副端末として登録することができます。
副端末の修理金額上限は2台合計で年間30,000となりますが、月額700円に対してここまでのサポートはありがたいです。
iPhone以外のスマホやモバイル端末・Switch等も対応
上記複数台の登録について、なんとiPhone以外の端末も登録可能です。
Androidスマホももちろん、日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-Fi、Bluetooth)が可能な端末が対象となります。
ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、Switchなどのゲーム端末も補償対象となります。
ちなみにわたしは息子ように購入したiPhone13を主端末に設定し、自分用にGoogleストアで購入して保証を付けていなかったPixel6aを副端末に設定しました。
主端末の設定は「自分の端末かどうか」というよりも「高いかどうか」で設定しました。
モバイル保険のデメリット
そんなモバイル保険ですが、もちろんデメリットもありますので、理解した上で申し込みをしました。
年間上限金額10万円以上の保障は出ない
年間10万円以上の修理費がかかった場合は自己負担となります。
なかなか10万を超える故障って1回では起きずらいと思いますので、しょっちゅうスマホを落っことしたりして故障が続くような方はApplecare+を検討した方が良いかもしれません。
経年使用や自然消耗での劣化を原因とする修理は補償対象外
バッテリー交換や、腐食・サビなど経年劣化が原因の修理の場合は補償対象外となります。
AppleCare+の場合は無償で交換可能です。相当長い間使用し続ける意気込みの方はAppleCare+の方がお得になる可能性があります。
紛失は補償対象外
置き忘れ等の紛失については補償されませんので注意してください。
国内での故障のみ保障
海外での故障、修理については対象外になります。
実際に加入したけどメチャかんたん
ということで、実際に申込してみたときの画面キャプチャーになります。
流れとしては
①重要事項説明
②アカウント・メール登録
③申込内容入力
④支払情報入力
⑤申込完了
って感じです。
主端末、副端末の登録はスマホのシリアル番号やIMEIの入力と本体の写真2枚(画面・背面)が必要になるので、そこが少し手間がかかるくらいですが案内の通りに進めていけばほとんど詰まることなく進めることができました。
わたしも最初「なんのこっちゃ?」でしたが、設定画面などから開く手順が案内されますので大丈夫でしたよ~。
申込翌日には保険適用開始のメールが来ましたので、ネットで簡単に手続きが完了するのも良い点だと思います。
とにかくちょうどよい保険
まだ加入後保障対象になるような修理はしていないのですが、AppleCare+程の金額を毎月掛けなくても安心を得られるちょうどよい保険だと思います。
iPhone欲しいけどAppleCare+加入で迷っている方や、入ったけどもうちょっと安い保険に変えたい方におススメできます。ぜひご検討ください。
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