こんにちは。co-chanと申します。
当記事は自分の住宅ローン借換えで検討したネット銀行3社に対しての審査の申し込みと、すべての審査を落とされた経験を戒めとしてまとめた記事になります。
当記事では以下の事がわかります。
- ネット銀行の住宅ローン借換えの流れ
- ネット銀行の住宅ローン借換え申込みに必要なもの
- ネット銀行の住宅ローン借換えに落とされる理由(考察)
ネット銀行での借換え審査を検討している方の参考になれば幸いです。
わたしの情報
住宅ローン借換え検討に際して比較参考にできるよう、わたし個人のスペックをある程度明かしておきたいと思います。
年齢:40代前半
職業:非上場企業の地方会社員 営業職
年収:600万~900万の間
収入:自分のみ
家族:妻・子2人
地方にしては多少給与の良い企業だとは思います。
共働きではないので、合算収入での計算はできません。
契約中住宅ローンの情報
借入期間:35年(10年固定、移行変動金利)
現在の借入年数:11年目 ※変動金利に変わったタイミング
現在の金利:1.475%(変動)
当初借入額:2400万くらい
現借入残高:1800万くらい
借入対象:土地建物(一戸建て)
固定10年の最初5年は更に優遇金利という事で0.75%、その後1.225%へ。
そして変動に変わった今回のタイミングで1.475%と変動金利にしてはなかなかの金利になったので、借換えを検討しました。
他に自動車の残クレ契約が1件あります。
借換えの申し込みをしたネット銀行
実際に借換えの申し込みをしたネット銀行は
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- auじぶん銀行
の3つです。
住宅ローン借換えで検索すると、金利ランキングで真っ先に出てくる人気のネット銀行3社です。
これらの借換え金利は2023年12月時点で0.3%台、条件を満たせば0.2%台にまでなる超低金利です。
何とか審査が通ることを祈って頑張りましたが結果は…。残念でした。
借換え審査申込みの流れ
次に実際の申込みまでの流れを簡単に説明します。
落ちたので本審査通過後は分からないのでご了承ください(涙)
3社とも大体同じ流れでした。
- 住宅ローン借換え申し込みページから仮審査の申し込みを行う
- 仮審査が通ったら本審査申し込みと並行して団信の申し込みを行う
- 本審査の申し込みを行う(複数の資料準備が必要)
- 本審査の結果を待つ前に各銀行口座の開設(既に持っていれば不要)
ちなみにSBIとPayPayは仮審査通って本審査で落ちたのですが、auじぶん銀行に至っては仮審査で落とされました…。
その辺りの理由の考察も後で記載しております。
借換え本審査申込みに必要なもの
仮審査を通ると本審査のフェーズに移りまして、実際に申し込みに必要な資料をたくさん準備する必要が出てきます。
住信SBIネット銀行は紙での提出、PayPay銀行は紙 or 電子画像での提出でした。
個人的にはPayPay銀行の画像提出がすごく楽でありがたかったです。(落ちたけど)
以下、私が実際にそろえたものですが、借り入れの状況や対象物件によって若干変わってきます。
揃えたもの
- 住民票(世帯全員分)
- 健康保険証
- 運転免許証
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 配置図・間取り図(戸建て)
- 返済中住宅ローンの返済予定表
- 返済用通帳明細
- 他借入中のローン返済予定表
気を付けた方が良いと思ったもの
・住民票
マイナンバーカードがあったのでコンビニで発行できましたが、そうでない場合申請する銀行分写しを準備する必要があるので役所に行く手間とお金がかかります。
・源泉徴収票と住民税決定通知書
会社から発行してもらっていますが、年1の書類なので油断しているとどっかに無くしてしまいそう(私は大丈夫でした)
・返済中住宅ローンの返済計画表
10年固定だったので10年分の明細しか記載がなく、現在の変動金利分の返済計画表を銀行に行って発行してもらいました。
コピーを取るのを忘れたため、一社落ちてから再度取りに行くことになり二度手間になりました。
・返済用通帳明細
住信SBIネット銀行では「過去1年分の明細が記帳されているもの」とあり、しばらく通帳に記帳をしていなかったので記帳してみたら10カ月くらいから前の明細が「未記帳繰越分」としてまとめられてしまいました。
結局これも銀行に言って未記帳分の明細を別途発行してもらい手数料がかかりました。
ネット銀行の住宅ローン借換え審査は厳しい?
「落ちたから」ということもありますが、こうも3社落ちると正直審査は通常の地銀やメガバンクよりも厳しいのかなと思います。
地方企業とはいえ、収入等は問題ないかと思っていたので正直1社目は特にショックでした。
色々なネットの記事を読んでいくと、やはり「審査自体は厳しい」「簡単ではない」「上場企業社員や公務員は優遇の傾向」「他ローンがあるとマイナス」等、否決理由は伝えられないので本当かどうかはわかりませんが、自分が思っている以上に審査の線引きがシビアなのではないかと感じました。
借換え審査に落ちた理由(考察)
あまりにショックだったのでネットの記事をメチャクチャ調べまくって、なぜ自分が落ちたのか考えられる点をまとめてみました。
大前提として、個人情報は必ず確認されて、自分の現在の借入金の情報や過去の支払遅延等が無かったか全て調べられるとの事です。
審査自体は完全スコア方式でいかなる理由があろうともマイナスになる履歴があれば減点。このあたりが対面ではないネット銀行の審査の厳しさになっている理由かと思います。
支払延滞履歴
支払の遅延があった場合、「支払能力がない可能性がある」という事で判断されます。
過去1回でも影響がある可能性が高いらしいです。
わたしの場合いつも引落額ギリギリをメイン口座から引き落とし用の口座に定期自動振替していたのですが、変動金利に変わり金額が上がるタイミングを間違えて直前に一回滞納してしまいました。
もしかするとこの部分が通帳の明細などで見られて影響があった可能性があります。
別途借入ローン
住宅ローン以外にもローン借り入れがある場合は評価がマイナスになるようです。
わたしの場合自家用車の残クレが残っているので、その点がマイナスになったかもしれません。
あとauじぶん銀行の仮審査についてだけ、仮審査の情報入力段階で他の借入れ額記入の欄があり、残クレ分を記入したのでそこが唯一仮審査で落とされた理由かもしれません。
収入や勤務先
収入については足りていると思い込んでいたのですが、もしかすると全然満たしていない可能性もあります。
もしくは職場も確認されるので、地方の一般企業という評価も多少影響があるのかも。
残存担保価格
土地が本当に地方の田舎なので、担保としての残存価格が認められなかったという可能性も少しあります。
特に私の場合、土地を多めに購入したのですが「農地転用」というもともと畑として使っていた場所を居住用に申請して住んでいるので、土地も踏まえた価格を比較した際に影響があったのかも?と考えています。
資料の不備?
自分ではしっかりと揃えたつもりでも、もしかしたら提出した資料に不備があったのかも知れません。
とは言え、申請してからチャットで時間差はありつつもナビゲーターが進め方等指示してくれるので、不備があった場合は指摘してくれたかも。
この線は薄いかなとは思います。
自分の信用情報が心配な場合は個人情報開示も可能
1社落ちた後に、自分が何か間違ってブラックリストに載っていないか気になってしまい、調べたところ個人情報の開示申請ができることが分かりました。
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
上記3つで申請すれば有料ですが自分の信用情報がどうなっているか確認できます。
わたしはJICCで申請して確認(1,000円)してみたのですが、ブラックな点は無かったのでほっとしました。
HPからアプリ経由で申請し、クレカ決済したらあっという間にPDFで確認できるようになっていました。
開示申請されたという履歴も残るので、落とされた住信SBIネット銀行からの開示申請もしっかりと履歴に残っていました。
借換え銀行をしっかりと比較検討するには?
見事にネット銀行を3社落とされまして、反省としてはしっかりとネットバンクを比較検討してから計画を立てて挑めばよかったと思っています。
両学長でもおなじみの「モゲチェック」では自分の状況にあわせて住宅ローンを比較検討しやすくなっていますので、私の人柱体験を踏まえちゃんと検討して借換えを進めたい方は一度使ってみるのが良いかと思います。
モゲチェックこの後の借換え検討先
肝心のこの先ですが、とにかく現状の変動金利と金利率では進めたくないので、ネット銀行を半分諦めつつ金利の安いところにしようと思っています。
今のところ「イオン銀行」を第一候補にしているので、近々予約を取って店舗で相談をしてくる予定です。
記事にまとめてアウトプットできたことで、少しだけ報われた気がします。
借換えが採択されましたらまた記事にしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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