月々の固定費で必ず発生する携帯電話の通信費。少しでも安くして家計に余裕を持たせたいですよね。
いざプラン変更を!…でも気になるのは、手続きの手間と月額プランの難解度。
店頭へ行って、話をして、なんだかよくわからないプラン説明をされて、結局「あれ?本当に安くなった?」と、手間だけかかって結局時間を潰しただけという経験、私もあります(涙)
そんな方向けに、当記事は大手各キャリアが出した、格安プランへの切替えのすすめです!
私もauから切替えをして、月額が安くなりました!
結論:各キャリアの格安プランへの切替えが一番早くてカンタン!
ズバリ結論から申し上げますと、ドコモ/au/ソフトバンクの大手3台キャリアのメインプランで契約した端末でお使いの方は、各社の格安プランに切替えが一番手っ取り早く、確実に料金が下がります。
どれくらい安くなる?
安くなる!と言われても、実際にどの程度変わるのか確認できないと心配ですよね。
という事で、各社別の基本プランで価格の比較をしてみたいと思います。
ちなみに各社の基本プランは割引前提での価格設定となっているので、実際全部の割引が適用されていない場合は、もっと安くなるケースがあります。
ドコモ
ドコモの格安プラン「ahamo」での比較です。
基本料金が3つの割引を適用した上での価格となっていますので、そのうち適用されていない割引があればさらにその分基本料は高くなっていると思います。
オプションの通話関連の部分も料金差があります。
au
auの格安プラン「povo」での比較です。
基本料金が3つの割引を適用した上での価格となっていますので、そのうち適用されていない割引があればさらにその分基本料は高くなっていると思います。
オプションの通話関連の部分も料金差があります。
ソフトバンク
ソフトバンクの格安プラン「LINEMO」での比較です。
基本料金が2つの割引を適用した上での価格となっていますので、そのうち適用されていない割引があればさらにその分基本料は高くなっていると思います。
オプションの通話関連の部分も料金差があります。
※2021年7月15日追記
LINEMO既存のプランは「スマホプラン」として、新たに「ミニプラン」が発表されました。
利用上限が3GBまで(超過時の速度300Kbps)となりますが基本月額利用料が990円(税込)となり、LINE分の通信については変わらず容量へのカウントなしです!
表を作りながら思いましたが、各社メインのプランについては似たり寄ったりとなっており、価格だけ見れば格安プランと比べてしまうと、高い料金で付加価値を付けてサービス提供をしているといった状態になっています。
また、この金額については1台だけで比較しているので、当たり前ですがご家族分の端末も切り替える場合はその分また安くなります。
なぜ各キャリアごとの格安プランへの移行がよいのか
他キャリアのプランではなくキャリアごとの格安プランへの移行がよい点は
- 移行手続きに必要なIDをすでに保有している可能性が高い(dアカウント、auID、SoftBankID)
- 金額やサービス内容的には各キャリア格安プランで比較しても大差がない
- 使用中の端末をそのまま継続使用する場合、対応端末である可能性が高い
- SIMカードをそのまま手続きなしで使用できる可能性が高い(LINEMOについてはSIMロック解除必要)
- 格安プラン申込画面でメインキャリアのプランから切替専用の選択肢を用意している場合が多い
といった感じで、切替に必要な手続きがスキップできたり、案内が分かりやすくなっていたりするので基本的にはキャリアそのままでプラン変更するのが楽です。
切替前の注意点
●オンライン手続き
各社の格安プランへの切替えは、すべてオンラインでの手続きとなります。
「えっ…オ、ン、ラ、イ、ン…?」と思った方、大丈夫です。切替え手続きについてはパソコンか使っているスマホで、手順を確認しながら行えば間違いなく切替ができますし、本当に簡単です。
別なキャリアへの乗り換え(ドコモからpovoなど)の場合は、色々と手続き(SIMロック解除やMNP手続き等)が増えますが、自社の格安プランへの切替えの場合はほとんどの場合単純な手続き入力で進められるのがメリットです。
●サービスの一部が受けられなくなる
価格が安くなる分、今まで受けていたサービスの一部が受けられなくなります。
「サービスが受けられないって…、大丈夫??」
不安になる気持ち、わかります。でも電話ができなくなったり、インターネットがつながらなくなったり、スマホが爆発したり(笑)することはありませんので、ご安心ください。
以下は一部ですが、格安プランに変更することで受けられなくなるサービス例です
・キャリアメール(***@docomo.ne.jp・***@ezweb.ne.jp・***@i.softbank.jp などのEメール)
→追記:2021年12月から各大手キャリアの「メール持ち運び」サービスでキャリアメールも利用できるようになりました。(ただし有償)
・留守番電話サービス
・電話転送サービス(povo1.0は可能)
・店頭での使い方サポート(ahamoは有償で対応)
などです。
また、携帯料金以外にも関連するサービスの特典対象でなくなるなど(ポイントが貯まりやすいとか、電気が安くなるとか)の影響もありますので、その点も含めて現在の契約をしていた方は気を付けてください。
その他細かい使えなくなるサービスについては、各プランごとの注意点をよくご確認いただいた上で切替えの手続きを行ってください。
留守番電話については代用サービスの紹介記事をご覧ください。
ドコモの方は「ahamo」
NTTドコモでの契約をしている方は「ahamo」が切替先になります。
一番最初に必要になるのは「dアカウント」となります。
現在ドコモで使用している方はほとんどの方が所持していると思いますので、引き続きdアカウントを使って契約していくことになります。
月額利用料(税込) | 2,970円/月 |
通話料 | 1回の通話5分まで無料 超過分 22円/30秒 |
データ容量 | 20GB/月 超過後速度制限(1Mbps) |
オプション | ・データ残量追加1GB 550円 ・かけ放題 1100円/月 ・ケータイ補償 825円/月 ・AppreCare+ for iPhone 770円/月 |
ドコモの通常プランからahamoへの切替時の注意点はこちらをご覧ください
実際に切替の手続きに進む方は、こちらの「お申込み」メニューからどうぞ
auの方は「povo」
auの契約をしている方は「povo」が切替え先になります。
一番最初に必要になるのは「auID」となります。
現在auで使用している方はほとんどの方が所持していると思いますので、引き続きauIDを使って契約していくことになります。
月額利用料(税込) | 2,728円/月 |
通話料 | 22円/30秒 |
データ容量 | 20GB/月 超過後速度制限(1Mbps) |
オプション | ・5分通話無料 550円/月 ・かけ放題 1650円/月 ・データ残量追加1GB 550円 ・24時間データ使い放題 220円 |
auの通常プランからpovoへの切替時の注意点はこちらをご覧ください
実際に切替の手続きに進む方は、こちらの「ご利用手続きはこちら」のメニューからどうぞ
auからpovoへの切替については、わたし自身が実際に手続した記事もありますので、あわせてご覧ください。
ソフトバンクの方は「LINEMO」
ソフトバンクの契約をしている方は「LINEMO」が切替え先になります。
※2021年7月15日追記
新たに上限3GBのプランが発表されました!
LINEMOについてはahamo、povoと異なり、「SIMロック解除」が必要となります。
店頭かオンラインでの手続きと解除料が3,300円必要となりますので、事前に手続きをした上で切替をおこなってください。
SIMロック解除には「SoftBankID」が必要になります。
スマホプラン | ミニプラン | |
月額利用料(税込) | 2,728円/月 | 990円/月 |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
データ容量 | 20GB/月 超過後速度制限(1Mbps) LINE分はカウントしない | 3GB/月 超過後速度制限(300Kbps) LINE分はカウントしない |
オプション | ・5分通話無料 550円/月 ・かけ放題 1650円/月 ・データ残量追加1GB 550円 | 同左 |
LINEMOへの切替時の注意点はこちらをご覧ください
実際に切替の手続きに進む方は、こちらの「申し込む」のメニューからどうぞ
その他の切替先プラン
各キャリアの格安プランでご紹介をしましたが、auとソフトバンクについてはサブブランドのUQMobile(auのサブブランド)やY!Mobile(ソフトバンクのサブブランド)があります。
データ容量の差はありますが、より安く使用したいという場合はサブブランドへの切替も手順的には比較的簡単にできるようになっておりますので、そちらも検討しても良いかと思います。
またUQやYモバは店頭での対応もありますので、オンラインの手続きに不安な方は対面で案内してもらう事もできます。
あわせて検討しても良いかと思います。
学割で比較した記事ですが、UQとYモバの価格比較も行っていますので、検討する方はご覧ください。
以上携帯キャリア格安プランへ切替えで、月額料金を安くする方法でした。
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