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東日本大震災で被災した経験から語る防災対策

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先ほど震度5強の地震があり、本当に最近地震が多くてビクビクしております。
東日本大震災の前にもちょこちょこ地震が続いていた事を思い出し、「もう来ないだろう」という気持ちになってしまっている自分を戒めるためにも、防災について今一度思い出し記事にしたいと思います。

ちなみに私は当時宮城県北地域の内陸に住んでおり、津波などの被害はありませんでしたが、地震後1ヶ月くらいは生活に苦慮しました。

日頃テレビでは防災関連のトピックをやったりしていますが、当たり前の防災だけではなく、被災者なりの当時意外となくて困ったものや役立ったものを紹介したいと思います。

困ったもの

水(飲料水以外でも)

水道が止まった場合、意外と飲料水などは支給で手に入ったりしやすかったです。
困ったのは「トイレ」。水洗トイレの水が無くて用が足せないのは本当に困りました。仮設トイレなどには人が殺到して並ばないといけない状態。

我が家では風呂の水を抜かずに、必ずその日入る直前に捨てて洗ってから入れるようにしています。
また、震災直後水が少しだけ出たので、止まるまでの分浴槽に溜めてトイレに使ったりしました。

暖房器具

電気が止まったのでエアコンや電気ストーブが使えない状態。2月だったので凍えるような寒さでした。
ご近所の親切な方が子供がいたという事でわざわざ家に来てだるまストーブを貸してくれました。
本当に助かったことを覚えています。

スマホの充電

あるあるですが、スマホの電源がなくなってしまって困った記憶があります。
モバイルバッテリー(できれば大容量 10,000mAh以上のもの)などは常備して、日々満タンになっている状態が望ましいと思います。


少なくとも家庭の人数分はあった方がよいと思います。緊急連絡すぐにしたいのに、バッテリー切れで使えない!とならないようにしたいですよね。

あってよかったもの

携行缶

近くのガソリンスタンドに全然ガソリンが供給されず、ご近所さんが燃費の良いプリウスでわざわざ隣県のガソリンスタンドに行ってくれて携行缶で補給してきてくれました。
この時ほど高燃費車を欲しくなった時はありませんでした(笑)

おむつ

これは…。すみません、ちょっと汚い話にもなっちゃうのですが、ガソリンの支給が始まるという情報を得て、夜な夜な国道沿いに並んだのですが、まぁ男の人だとその辺でも大丈夫だとは思いますが、場所によってはちょっと目立ちすぎるので…というケースもあり。まぁ、使いました。(汗)
実際避難所とか色んな公共の場で用を足す際は困ることも多いので、実際あって助かったと感じました。

カセットコンロ・ガス

電気が止まると当たり前ですが冷蔵庫が止まるので、冷凍庫に保存していた食品が溶け出します。
1日くらいは冷蔵庫自体の保冷で持ちますが、そこからは時間の勝負になります。
肉や魚など溶けたら早めに食べないといけないものをいただくときに、カセットガスコンロがあると良いです。
ちなみに我が家ではちょっと高めの肉がもったいなくて手を付けておらず、まさか震災になってから食べるとは夢にも思いませんでした(笑)

ヘッドライト

頭に付けるタイプの懐中電灯?ですね。
停電後真っ暗の中作業をしたりすることが多くなるので、両手が空いた状態で作業ができることがメチャクチャ便利でした。
電気のランタンなどもあると尚良いかもしれません。
キャンパーの方々はこの辺強いと思います。

パソコン

電気と基地局復旧してからの話ですが、やっぱり情報を得るにはパソコンがあった方がいいです。
スマホだとどうしても情報を得る作業の効率が落ちると思います。

電池

何種類かあると安心します。
ランタン用に単1、ヘッドライトようにボタン電池など。あと用途の多い単4もあると良いと思います。

その他

帰宅ルートの共有

災害が起きたとき、家族みんなが同じ場所にいることの方が少ないと思います。
いざ災害が起きた時の行動をあらかじめ話しておくと良いです。
私も震災のちょっと前に会社と自宅の間のルートを妻と決めておりました。

という事で、最近地震も多いのでほんと考えたくはないですが、また大きな災害が起きた時の参考になればと思い、乱筆乱文になりますが急きょ書かせていただきました。
防災しておいて損はありません、日頃から心掛けて生活しましょう!

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