3大キャリアからスマホの格安プラン(povo/ahamo/LINEMO)が出そろいましたが、それぞれ制約があり「とりあえず変えてみたけど…あれ?」となくなったサービスに気づき、困っている方もいるかもしれませんね。
その中で「留守番電話サービス」の非対応が各社共通で明記されております。
仕事柄、「留守番電話対応がないと困る!」という方もいるかもしれません。
当記事では留守番電話サービスの代替案をいくつかご紹介しますので、最後までご覧いただければ嬉しいです。
スマホ本体の機能で対応(Android限定)
Android端末限定の機能となりますが、本体自体に「伝言メモ」もしくは「簡易留守録」機能がついておりますので、そちらを有効にする事で留守電対応することができます。
※注意点※
本体の電源が入っており、電波の届いている状態(着信ができる状態)で有効になります
以下参考までに、私のAndroid端末(Xperia1)での設定方法です。
①設定を開きます
②通話設定を開きます
③「伝言メモ」(または簡易留守録)を開きます。
※画面上部の設定はauのサービスでの留守番電話となりますので、対象外です。
④確認事項が表示されますので、確認の上「OK」で進めます。
⑤機能をONにします。
以上で設定完了です。
機種によって設定方法や機能名が異なる場合がありますので、各機種のマニュアルをご確認の上設定をお願いいたします。
留守番電話アプリの利用(povo1.0限定)
着信転送サービスが提供されているpovo1.0のみ可能な方法です。(ahamo/LINEMOは転送サービスなし)
※2021年9月下旬から始まるpovo2.0では対応できません。
ソースネクスト社より提供されています「スマート留守電」というアプリがあります。
月額利用料がかかりますが、このアプリを使用すると着信不可の状態でも転送設定を行っておけば留守電を受けることができます。
また、アプリ専用の機能が使用できます(以下主要な機能抜粋)
- 録音メッセージが文字で届く
- 自動転送で、文字と音声ファイルがLINEやメール、Facebook Messengerに届く
- 留守番電話サービスへの発信不要で、プッシュ通知に「発信者名」と「内容」を表示できる
- 不明な発信者も560万件の電話番号帳から名称を表示
- 保存件数、期間は無制限
- 複数の電話回線の留守番電話を1つにまとめられる
- オリジナルの留守電応答メッセージを作れる
※注意点※
転送時の通話料負担分が別途発生します。
アプリの評価を見ると「文字に起こしてくれるのが便利!」という評価と、「設定につまづいた」「文字変換の精度が…」というものも見受けられます。
この辺りは、実際に試してみてから評価して頂くのがよろしいかと思います。個人的には仕事で留守電での折り返しが必須なので、とても助かっています!
わたしが実際に自分のスマホで登録~使ってみた記事もありますので、参考までにご確認ください。
povo1.0ユーザーの方はご検討ください。
電話アプリの利用
電話アプリの契約をして、そちらの留守番電話サービスを使用しましょう。
サービス例
●050 Plus
大手のサービスを代表例にご紹介します。NTTコミュニケーションズが提供しているアプリです。
月額330円かかりますが、050から始まるIP電話番号を別途持つことになり、固定電話や携帯電話への通話料が通常よりも安かったり、他の050ナンバーへの電話は無料だったりします。
もちろん肝心の留守番電話機能もアプリの中で設定が可能です。
現在使用中の番号もそのままですので、ビジネスフォン2台持ちが面倒な方などスマホ1台でプライベートと仕事用の2つ以上の番号を持てることになります。使うケースによっては役立つ場面も出てくるかも知れません。
050Plus以外にも、電話アプリはありますのでよさそうなものを探して契約することも検討してください。
代替機能の利用(ahamo限定)
ahamoの機能(無料)で「着信通知サービス」があります。
留守番電話サービスのように、メッセージの録音はできませんが、圏外や通話中にあった着信をSMSで通知してくれるサービスです。「折り返し電話ができるだけで助かる!」という方はこちらの設定でもよいかと思います。
プラン・キャリア変更
上記の対応が難しい方で、どうしても留守番電話機能が欲しい!という方は、プラン・キャリアの変更を検討しても良いと思います。
『えー!変えたばかりなのにー!?』という声が聞こえてきそうですが、元々プラン変更前の確認事項に各社記載されていることなのであきらめましょう(笑)
変更先プランの案としては、金額を極力維持しつつ回線の品質を維持しつつ、金額も同等に…と考えると、au・softbankサブブランドのUQ mobileやY!mobileの真ん中プランが妥当かなと思います。
ahamoからだとdocomoはサブブランドがないので、別キャリア・MVNOへの変更も視野に入れて検討する必要が出てきます。
また、キャリア乗り換えになりますが、新興勢力として価格とサービスが充実している楽天モバイルへの乗り換えなどがおすすめです。
変更先プラン | 留守電サービス金額 | 備考 |
UQ mobile くりこしプランM | 418円(税込)/月 | 一律 |
Y!mobile シンプルM | 無料~330円/月 | 対象機種やサービスによって変動 |
Rakuten UN-LIMIT | 無料 | 転送・テザリング等も無料 |
UQ mobileとY!mobileはプラン比較した記事(2021年9月時点)もありますのであわせてご確認ください。
それぞれのメリットや契約の方法で割引が変わりますので、環境によって選択すると良いです。
楽天モバイルについても、ahamo/povo/LINEMOのサービスやプランの比較を行っておりますので、あわせてご覧ください
そのほか、問合せの多い「自分で機種変更する方法」の記事もあわせて確認ください。
以上、povo/ahamo/LINEMOの留守番電話サービス代替案のご紹介でした。
参考にしていただければ幸いです。
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