日本時間2021年6月25日未明に、MicrosoftからWindows11の発表がありました。どうでもいいけど「ウインドウズイレブン」って書くと「ウイニングイレブン」って見えませんか?ウイイレって言われたりしてw
提供され次第、新しいOSを試してみたいところかと思いますが、すぐにアップグレードすることを止めた方がよい理由をまとめました。
Windows11の提供開始時期について
2021年10月5日から提供開始されました。また、Windows10からは無償でアップグレードできるとのこと。
アップグレードとは、今回の例で言うと今使っているWindows10のパソコンの環境(入っているソフトとか、設定とか)をそのままに、OSだけをWindows11に更新する、という感じです。
ただし、パソコンのスペック(性能)が足りない可能性もあるのでMicrosoftはパソコンの性能面での注意を促しています。
その辺詳しくない方は、使用しているパソコンがアップグレード対応可能かどうか判別してくれるツールをMicrosoftが提供しているので、事前に試してみるとよいと思います。
2021/10/15 追記
Windows10のアップデートで、こんな表示がされるようになりました。
PCの環境チェックをして、11の最低要件を満たしていると11にできますよーというメッセージが表示されるようになりました。
「おめでとうございます」とか言われると、すぐに11にしたくなっちゃいますが、気持ちを落ち着かせましょう 笑
Windows11の提供開始後すぐにアップグレードしないほうがよい理由
新しいものが出たらついついアップデートしてしまう方が多いかと思いますが、今回のWindows11について、無償アップグレードが提供されても即座に適用することは控えましょう。
その理由を挙げていきたいと思います。
動作しなくなるソフトがある
新OS提供後すぐのアップグレードをおすすめしない一番の理由がこれです。
Windows11にOSのアップグレードが済んだは良いけど、ソフト起動しなくなったとか、エラーが出て動かなくなった…とか、新しいOSは本当にざらにあるので、特に会社で使用しているパソコンなどは、インストールされているソフトが動作保証が取れるまでは、絶対にアップグレードは控えましょう。
動作保証されているかどうかは、使っているソフトのメーカーのホームぺージなどに、ソフトごとの「動作環境」などとして表記されています。
おそらく各社動作確認はWindows11が正式に提供される前に行うと思うので、アップグレード検討している場合は、事前にチェックすることをおすすめします。
また、システム会社に作ってもらったようなオリジナルの受託ソフトについても、新しいOSで動くかどうか、動作検証を行ってもらいましょう。
使い勝手が変わる機能がある
毎回Windowsの新しいOSが出ると、画面まわりが変わったり、今まで使っていた機能の使い方が変わったりと使用者にとって結構な「違和感」になるような変更が多いです。
今回も当たり前のように変更点が既に挙げられています。今でも使っている方の多いインターネットエクスプローラーの廃止なども大きいですよね。
という事で、そういった変更点自体が作業効率の低下につながるケースも考えられるので、いずれアップグレードするにしても仕事の繁忙期を避けるとか、ちょっと時間に余裕のあるときに実施することをおすすめします。
不具合が上がりやすい
新しく提供されたOSについては、新しく搭載された機能も多く不具合も発生しやすいです。
軽微なものであればよいですが、大きな問題を起こすこともあり、実際にWindows10でもありました。(起動しなくなるとか 笑えない不具合もありましたね…。)
車でもそうですが、新しく発表された新型車種よりは、何回かマイナーアップデートされた車種の方が洗練されて、リコールも少なくなってくると思います。
そういった点からも、Windows11提供開始後、落ち着いた頃に適用をするのがよいと考えます。
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