数あるケガを体験してきたわたしが、個人的にバレーボールに必要だと思っているサポーターと、その選び方や使用時のポイントなどをまとめてみました。
私の簡単なプロフィールです
- 性別:男
- 年齢:アラフォー
- 出身:宮城県
- 職業:IT系(ソフトウェアの営業)
- 趣味:ブログ、バレーボール、野球観戦
ということで、バレーボールを中学生のころから現在に至るまでプレーしていますが、本当に『ケガと友達!』という言葉は私のためにあると思っています(笑)
私のケガ歴
はじめに私が経験してきたケガ歴を大小問わず列挙しておきます。
- 右ひざ大腿骨壊死 → 手術
- 左ひざジャンパーズニー
- 左右足首捻挫
- ギックリ腰(慢性化)
- 右肩痛
- 左手親指骨折
- 突き指(日常茶飯事)
自分で書いておいて具合悪いですね(笑)
それでもなんだかんだでバレーボールをできているのは、日常的にトレーニングを習慣化できていることと、プレー後のケア、そしてサポーターのおかげだと思っています。
そんなわたしが、実際に今もプレーする際に使っているサポーターの紹介と、その選び方や使い方のコツなんかをご紹介できればと思います。
わたしの経験したケガと手術の記録はこちらからどうぞ。
※本当に痛くてガマンできないときは、すぐにお医者さんに行ってくださいね。
ひざ
術後しばらく激しい動きに不安があったときと、筋肉もついてある程度稼働力が欲しいときで使ったサポーターを変えています。
わたしがひざの手術後に使っていたサポーター
ZAMST(ザムスト) :ZK-7
紹介しているサポーターと当時との型番は変わっているかもしれませんが、ZAMSTさんの一番ハード(固定力高め)なサポーターを使用していました。
ある程度動けるようになって練習を再開したときにずーっとつけていました。3回くらい買い換えたかも。
手術後のひざまわりはビックリするくらいに筋肉がなくなりました。。子供の足で立ってるみたいな状態になります。
筋肉による支えが弱いので、ふとした動作で力が抜けるような感じもありサポーターに頼ることにしたときに調べたり人に聞いたりして購入しました。
この一番固定力の強いタイプは装着した時のひざの圧迫感と固定感に最初は違和感があるかもしれませんが、動作のときのひざのねじれやグラつきなんかの心配がなくなり、安心して動けるようになりました。じん帯などの術後もこの固定力強いタイプのサポーターを付けている人が多かったです。
レシーバーやセッターの方など、小回りの必要な動作が多いプレーヤーの方でも、伸縮性も考慮されているので、慣れれば問題なく使用できると思います。
ZAMSTは日本発のサポーター専用のブランドで、年々改良もされているので安心感もあります。
全日本男子バレーの西田選手も使用していることで有名です。
このサポーター以外にもZAMSTから症状別にタイプの異なるサポーターもたくさん販売されているので、自分のケガや症状にあわせたものを探してみるのも良いと思います。
ある程度動けるようになってからつけているサポーター
ワコール:CW-X
「”ワコール”って下着!?」と思った方。はい、そのワコールです。
ご存じの方もいるかと思いますが、ワコールからはその下着作成のノウハウで得た人体工学を活かしたサポーターが多く発売されています。ランニングタイツとかも結構人気みたいです。
その中の膝サポーターを現在は使用しています。
薄めの生地ですが、適度な圧迫感がありひざ周りの筋肉をフォローしてくれている感じがします。
この圧迫具合についても下着メーカーならでは!といった感じのフィット感で気に入っています。
裏には滑り止めのゴム?もあり、ずれにくくストレスもないです。
生地自体が薄いので、レシーブ練習の時にはこのサポーターの上からもうひとつ、ひざサポーターを装着したりしています。
物自体も薄いわりによれないので、長らく使っているお気に入りのサポーターです。
“ちょっとひざまわりに不安がある”くらいの方が予防としてつけておくのにも最適だと思います。
腰
腰は実際は社会人になって、クラブチームでのプレーをするようになってからギックリ腰を慢性的に発症するようになってしまいました。
腰の痛みを味わったことがある方は分かると思いますが、もう何もできません(笑)
ということでそんな腰もヤバいわたしが愛用しているサポーター
ZAMST(ザムスト):ZW-7
もうこれがないと練習できません。
わたし自身はもう何回やったかわからないくらいギックリが爆発しておりまして、腰のサポーターを忘れた時は、もう練習しないで帰る程です。痛くないときでも絶対につけます。
ZAMSTの腰サポーターも程度によって圧迫が強い・弱いとか固定範囲が広い・せまいがあるので、症状にあったものを選ぶと良いでしょう。
少なくとも一回爆発したことがある方は、一番ハードなこのタイプをオススメします!
このサポーターも5回くらい買ってるかな…(苦笑)
あと使うときのポイントですが、練習着の下に装着しますが、肌に直に巻くとサポーターの跡ががっつりついたり、マジックテープの端っこの部分がお腹に刺さったりする(この手のサポーターの構造上どうしようもない)ので、下に1枚インナーを着てその上から巻いて使っています。
以前はアンダーアーマーのインナーを付けていたのですが、擦れる部分がボロボロになってしまうので消耗が激しくてコスパが悪いため、今は練習の時はUNIQLOのインナー「エアリズム」を着ています。カラー黒とかもあるのでオススメですよ~。
現在バレーボールの際に日常的に使っているサポーターはこんな感じでした。
そのほかにもスポット的にケガをした際に使用しているものもあります。
足首
バレーボーラー定番の足首の捻挫です。やっちゃった瞬間本当に痛いですよね~、声出ませんよね~。。そんな経験わたしも左右ともにやってきました。
(ふざけて「ブロード攻撃~!」とかやってるからそんなことになるんですが)
こちらも定番のサポーターになりますが
ZAMST(ザムスト):A2-DX
私が高校生・大学生のころとデザイン的には結構変わっていますが、捻挫サポーターといえばこれでしたね。(蛍光の黄色とか憧れあったな~、目立つからビビリでつけられなかった 笑)
購入するときはサイズ以外にも右・左があるので注意してください。
一番ハードなタイプは両サイドにプラスチック板みたいなもので補強されれるため「グニ」っといかないようになっています。
その分可動域が物理的には減ってしまうはずなのですが、意外とつけ慣れると動けるもので捻挫予防としてもずーっとつけてる人もいました。実際自分も高校の頃は予防で付けていて助かったことも何度か記憶にあります。あー、その瞬間思い出すだけでも今でもゾっとする~…。
シューズのタイプがミドルとかの場合、サポーターの分足がでかくなってシューズが締まらないので、ちょっと紐が足りなくなったりするかもしれません。その場合は紐だけ別購入など検討してください。
指
社会人になってやっていた時に、ブロックで思いっきり中指を持っていかれた後にしばらく付けていた指サポーターです。
指はブロックでどんなに力を入れていても、当たり所によってどうしようもないですよね…。
ZAMST(ザムスト):フィンガーラップ
隣の指を添え木?代わりにして、多少曲げられるような状態でプレーするためのサポーターになります。よって隣の指ごとぶっ飛んでる状態では使えませんので気を付けてください(というか病院に行きましょう)
後ろに指が反ると痛い場合は、このサポーターを付ける前に、テーピングで手首の方から指が後ろに行かないように巻いた上でこのサポーターを付けていました。
経験者の方は見た目でなんとなくわかると思いますが、慣れるまでオーバーハンドパスがとてつもなくできなくなりますので気を付けてください。
(裏技)形状記憶プラスチック板
わたしが左手の親指の付け根を骨折した際に対応した方法です(良い子はマネせず素直に病院に行ってください)
親指の骨折ってサポーターも結構難しくて、痛みもひどかったので「どうしよう?」と悩んでいた時に、同級生の同じ経験があった人から『自分でサポーター作れるよ』と聞いてやっていた方法です。
加熱によって自由に変形させられるプラスチックを準備し、それを自分の親指の正常な位置に固定するようなギプスとして作る方法です。
こんなやつ
60度で軟化するので、熱いお湯を用意して柔らかくしたら自分の親指の形にフィットさせます。
そのままでは熱いので、親指に濡らしたティッシュを巻いてからやった気がします。
温度が下がって固まったらプラスチックを外し、不要な部分をカット。
まわりがバリになって痛いので、テーピングでふちを覆って完成。
実際に使用する際は、その自作ギプスをはめて、テーピングで固定。あら不思議、これで本当に痛くなくなったのでメチャクチャ助かりました。
ZAMST(ザムスト):サムガードシリーズ
現在は親指用のサポーターも出ているようなので、程度にもよりますがこちらでも良いかと思います。
総括
いろんなサポーターを挙げてきましたが、総じて言えるのは「迷ったり不安があったら、一番ハードタイプを買おう」という事です。
サポーターを買おうとしている時点で、「どこかが痛い」とか「また痛くなったらどうしよう」という不安があると思います。
ソフトタイプのものを買って思ったよりもホールド力が弱くて結果またケガをしてしまった、などという事では目もあてられません。
ハードタイプのサポーターでも今の製品は素晴らしいので、慣れればちゃんと動けます!
お金もソフトタイプよりも多少高上りになりますが、ケチってもしょうがない部分なので、安心してプレーができるようにしましょう。
フィット感が気になる場合は、試着できるスポーツ用品店も多いので、一度つけてみるのも良いでしょう。
ということで、私が今までのバレー経験の中で使ってきたサポーター紹介と使用時のポイントでした。
どなたかケガでお悩みのバレーボーラーの参考になれば幸いです。
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